快適な換気を実現するルーバーサッシ
窓を大きく開け放たなくても、自然の風を心地よく感じたい。そんな願いを叶えるのが、羽根板状のガラスが水平に並んだ、ルーバーサッシです。一見するとブラインドのようにも見えますが、機能は全く違います。ルーバーサッシの最大の特徴は、ガラスの羽根板の角度を自由に調整できることです。ハンドルを回すだけで、羽根板の角度を細かく変えられ、風の取り込み具合を調節できます。これにより、窓を大きく開けなくても、室内に新鮮な空気を取り込むことができます。
例えば、夏の暑い日。窓を大きく開けると、虫の侵入や防犯上の不安がつきまといます。しかし、ルーバーサッシなら、羽根板の角度を調整することで、虫や外からの視線を遮りながら、風だけを取り込むことができます。また、風の強い日には、羽根板の角度を小さくすることで、風の勢いを弱めて室内に取り込むことができます。プライバシーを守りながら、自然の風を感じられる快適な空間を実現できます。
さらに、雨の日にも換気が可能です。雨が入ってこない角度に羽根板を調整すれば、窓を閉めたままでも換気できます。湿気がこもりやすい梅雨の時期でも、カビの発生を抑え、快適な室内環境を保つことができます。このように、ルーバーサッシは、従来の窓とは異なる換気の方法を提供します。防犯面、プライバシー保護、そして快適性、これら全てを叶える、まさに換気の新しい形と言えるでしょう。これまでの窓の概念を変える、新しい換気の形を、ぜひ体感してみてください。