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建材

壁紙の選び方:ビニールクロスのメリット・デメリット

住まいを彩る壁は、部屋の雰囲気を大きく左右する大切な要素です。壁材を選ぶことは、まるで洋服を選ぶように、家の印象を決める大切な作業と言えるでしょう。壁材の中でも、手軽さや価格の面から、塩化ビニル樹脂を主成分とする壁紙、いわゆるビニールクロスが広く使われています。施工のしやすさや豊富なデザイン、そして手頃な価格から、多くの家で選ばれています。しかし、近年その安全性について気になる情報も出てきています。今回は、ビニールクロスの良い点と気になる点を詳しく見ていき、壁材選びの参考になる情報をお届けします。 ビニールクロスの人気の理由の一つは、何と言っても施工のしやすさです。専門の職人さんであれば、比較的短い時間で綺麗に仕上げることができます。また、様々なデザインや色、模様が豊富なのも魅力です。シンプルなものから、レンガや木目、タイル調など、好みに合わせて自由に選べることができます。さらに、価格が安いことも大きなメリットです。他の壁材と比べて、材料費も施工費も抑えることができますので、予算を気にされる方にとっては嬉しい点でしょう。 一方で、ビニールクロスには耐久性の面で劣る部分があります。例えば、表面に傷がつきやすく、物をぶつけたりすると破れてしまうこともあります。また、湿気に弱いという点も気になるところです。湿気が多い場所に貼ると、剥がれてきたり、カビが生えたりする可能性があります。さらに、燃えやすいという性質も持っていますので、火の取り扱いには十分注意する必要があります。近年では、シックハウス症候群との関連性も指摘されており、健康への影響も心配されています。 ビニールクロスは、手軽で安価な壁材として広く利用されていますが、耐久性や安全性といった面で注意が必要な点もあります。家の壁材を選ぶ際は、メリットとデメリットをしっかりと理解し、家族の健康や生活スタイル、そして予算などを考慮しながら、最適なものを選ぶようにしましょう。
エクステリア

お手入れ不要の fences:バイナルフェンス

雨風や害虫に強い、お手入れ簡単な囲いをお探しなら、樹脂製のものがおすすめです。 樹脂製の囲いは、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)という材料で作られています。このPVC樹脂は、水に濡れても腐ることがなく、また虫にも強いという、大変優れた性質を持っています。 木製の囲いの場合、定期的に色を塗り直したり、腐らないように薬を塗ったりする必要がありますが、樹脂製の場合はそのような手間がかかりません。美しい状態を長く保つことができるので、長い目で見ると経済的と言えるでしょう。 また、金属製の囲いの中でも、アルミ製のものは軽くて扱いやすい反面、強い衝撃に弱いという欠点があります。しかし、樹脂製の囲いは、アルミ製のものよりも丈夫で、強い風や衝撃にも耐えることができます。そのため、安心して長く使うことができるでしょう。 樹脂製の囲いは、設置した後のお手入れが非常に簡単です。汚れてしまった場合は、水で洗い流すだけで、ほとんどの場合きれいになります。 色やデザインも豊富に取り揃えられていますので、家の外観や庭の雰囲気に合わせて選ぶことができます。 このように、樹脂製の囲いは、耐久性、耐候性、維持管理の容易さなど、多くの利点を持つ優れた建材です。新築やリフォームの際には、ぜひ検討してみてください。