販売促進

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その他

モデルハウスを賢く活用しよう

住宅会社が、自分たちの建てる家の良さを知ってもらうために、実際に建てた家のことを、モデルハウスと言います。よく、住宅展示場などで見かけることができますね。 モデルハウスは、家を買おうと考えている人たちが、実物を見て、触って、空間を体感できるように作られています。間取り図や模型だけではなかなか分かりにくい、実際の家の広さや雰囲気を、自分の目で確かめることができるのです。例えば、図面上では広く見えても、実際に立ってみると狭く感じる場合もありますし、逆に、図面上では狭く見えても、実際には十分な広さがある場合もあります。 また、日当たりや風通しといった、実際に住んでみないと分からない点も、モデルハウスで確認することができます。一日の中で、どの部屋にどれくらい日が当たるのか、風はどのように通るのか。これらの点は、快適な暮らしを送る上で非常に重要です。さらに、モデルハウスには、家具や照明、カーテンなども配置されているため、生活のイメージをより具体的に掴むことができます。「こんな家具を置いたら素敵だな」「この照明だと部屋が明るく見えるな」といった具合に、実際に自分が住んでいる姿を想像しながら、見学することができます。 モデルハウスは、ただ家を見るだけでなく、様々な設備や建材を実際に確認できる場でもあります。例えば、キッチンの使い勝手やお風呂の広さ、床材の手触りなどを、直接確かめることができます。これによって、カタログやウェブサイトだけでは分からない、素材の質感や使い心地といった細部まで、しっかりと理解することができます。 このように、モデルハウスは、夢のマイホームを建てる上で、非常に役立つ情報収集の場と言えるでしょう。家づくりを始める前に、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
設計

パースで理想の住まいを描き出そう

家は一生に一度の大きな買い物とも言われ、間取り図や設計図だけでは完成形を思い描くのは難しいものです。そこで「パース」が役立ちます。パースとは、建物の外観や内観を立体的に描いた絵のことを指します。まるで写真のように、空間の広がりや奥行き、壁や床の質感、家具の配置などを視覚的に表現してくれるので、完成後の姿を具体的につかむことができるのです。 パースは、設計の段階で施主と設計者の間で重要な役割を担います。平面図だけでは分かりにくい空間の広がりや、窓からの眺め、家具を置いた時の様子なども、パースを見れば一目瞭然です。施主はパースを通して、頭の中で思い描いていた夢の住まいを具体的に確認し、修正したい部分があれば設計者に伝えることができます。設計者も施主の希望を正確に理解し、より良い家づくりを進めることができます。パースがあることで、施主と設計者で認識のずれをなくし、スムーズなコミュニケーションを図ることができるのです。 また、パースは販売促進のツールとしても効果的です。住宅展示場やモデルハウスでは、パースを展示することで、これから家を建てたいと考えている人たちに完成後のイメージを具体的に伝え、購入意欲を高めることができます。マンションや建売住宅などでは、完成予想図としてパンフレットや広告に掲載することで、物件の魅力を効果的に伝えることができます。まさに、夢を形にする魔法のツール、それがパースなのです。