
珪酸カルシウム板:住まいの頼れる味方
火災から大切な家を守るためには、建材選びが重要です。その点、珪酸カルシウム板は、火災に対する優れた耐久性を持つ頼もしい建材と言えるでしょう。
珪酸カルシウム板の主成分は、自然界に豊富に存在する水酸化カルシウムと砂です。これらの物質は高温にさらされても、人体に有害な物質を発生させません。火災時の煙による二次被害の軽減に役立つことは大きな利点です。
珪酸カルシウム板は、燃えにくく、熱を伝えにくいという性質も持っています。このため、火災が発生した場合でも、炎が広がるのを防ぎ、避難する時間を確保する上で重要な役割を果たします。家を守る壁として、心強い存在と言えるでしょう。
鉄骨造の建物では、珪酸カルシウム板は耐火被覆材として広く使われています。鉄骨は高温になると強度が低下し、建物が倒壊する危険性があります。珪酸カルシウム板で鉄骨を覆うことで、火災の熱から鉄骨を守り、建物の安全性を高めることができます。
このように、珪酸カルシウム板は、家を守る上で重要な役割を果たす建材です。新築はもちろん、リフォームの際にも、ぜひ検討してみてください。安心安全な暮らしを実現するために、建材の耐火性にも目を向けることが大切です。