樹脂製

記事数:(2)

バス

快適な浴室ドア選びのポイント

お風呂場の入り口扉を選ぶ際には、まず扉の開閉方法から考え始めましょう。大きく分けて内開き、外開き、引き戸、折り戸の四種類があります。それぞれに長所と短所があるので、ご自宅のお風呂場や脱衣所の状況、家族構成などを踏まえて、最適なものを選びましょう。 内開きは、お風呂場内の場所を広く使えるという利点があります。しかし、万が一お風呂場で倒れてしまった場合、扉が開けづらくなる可能性があるという欠点も持っています。特に、お年寄りや小さなお子さんがいるご家庭では注意が必要です。 外開きは、内開きとは逆に脱衣所の場所を狭くしてしまうことがあります。脱衣所に洗濯機や洗面台などがある場合、扉の開閉に支障がないか、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。 引き戸は、扉を開け閉めする際の場所を取らないため、お風呂場や脱衣所が狭い場合に適しています。また、段差がないため、車椅子の方やお年寄りにも優しいバリアフリー設計にも向いています。ただし、引き戸は構造上、どうしても隙間ができやすく、内開きや外開きと比べると気密性が低くなる傾向があります。そのため、冬場にお風呂場が寒く感じやすいというデメリットもあります。 折り戸は、扉を折りたたむことで、開口部を広く取れるというメリットがあります。体を洗う際などに、介助が必要な方がいるご家庭では、介助者の出入りもしやすくなるのでおすすめです。しかし、引き戸と同様に、水密性や気密性が低いというデメリットもあります。 例えば、小さなお子さんやお年寄りのいるご家庭では、開閉が楽で安全な引き戸がおすすめです。また、お風呂場に十分な広さがある場合は、開放感のある折り戸も選択肢の一つとなります。それぞれの長所と短所をよく理解し、ご家族にとって最適な扉を選びましょう。
エクステリア

人工竹垣:手軽に風情を演出

人工竹垣とは、読んで字のごとく、人工的に作られた竹を用いて編んだ垣根のことです。天然の竹垣は風情がありますが、虫がつきやすく、腐食しやすいといった欠点があります。一方、人工竹垣は耐久性に優れ、腐ったり虫に食われたりする心配が少ないため、長く美しさを保つことができます。また、天然の竹垣は定期的なメンテナンスが必要ですが、人工竹垣は特別な手入れをする必要がなく、手間がかかりません。 近年、住宅の外観を美しく整えたり、庭に和の雰囲気を取り入れたりする目的で、人工竹垣を選ぶ人が増えています。人工竹垣は、和風建築との相性が良いのはもちろんのこと、現代的な住宅にも違和感なく調和するため、様々な建築様式に合わせることができます。設置場所も、庭だけでなく、ベランダやバルコニーなど、様々な場所に設置することが可能です。マンションのベランダに設置すれば、目隠しとなりプライバシーを守ることができます。また、大きさも自由に調整できるため、設置場所の広さに合わせて最適なサイズを選ぶことができます。 さらに、色やデザインも豊富に取り揃えられています。黒や茶といった定番色の他に、白や緑など様々な色のものがあります。竹の太さや編み方にも種類があり、好みに合わせて選ぶことができます。和風庭園に格調高い雰囲気を演出したい場合は、洗練されたデザインの人工竹垣を選ぶと良いでしょう。また、隣家との境界に設置する場合は、落ち着いた色合いでシンプルなデザインの人工竹垣がおすすめです。このように、設置場所や目的に合わせて、最適な人工竹垣を選ぶことができます。