家具

収納家具としての役割も担う収納付きベッドは、限られた空間を有効活用できる便利な寝具です。種類も豊富にあるので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自身の生活様式や収納したい物に合ったものを選びましょう。大きく分けて、以下の四つの種類があります。 一つ目は、ベッドの側面、または足元に引き出しが付いているタイプです。衣類やタオルケット、小さめの鞄など、日常的に使う物を入れるのに便利です。引き出しの数は片側に一つから三つまでと、商品によって様々です。開閉のしやすさも重要なポイントです。レールが滑らかに動くか、取っ手は掴みやすいかなどを確認しましょう。 二つ目は、ベッドの下に収納庫が設けられているタイプです。季節物の布団や毛布、使っていない扇風機など、かさばる物を収納するのに適しています。収納庫は、引き出し式と、蓋を開けるタイプの二種類があります。収納庫の深さも商品によって異なるので、収納したい物のサイズに合わせて選びましょう。また、通気性が良いかも確認しましょう。 三つ目は、マットレスを持ち上げる、跳ね上げ式タイプです。ガス圧式シリンダーなどが内蔵されているので、女性でも楽に開閉できます。大きな空間をまるごと収納庫として使えるので、収納力は抜群です。スーツケースやゴルフバッグなど、大きな物でも収納できます。跳ね上げ式には、縦開きと横開きがあります。お部屋の配置に合わせて、使いやすい方を選びましょう。 四つ目は、引き出しとベッド下収納の両方を兼ね備えたタイプです。衣類などの小物から、布団などの大きな物まで、様々な物を収納できるので、収納力に優れています。限られた寝室の空間を最大限に活用したいという方におすすめです。 それぞれの収納ベッドには、メリットだけでなくデメリットもあります。例えば、引き出し付きタイプは、引き出しを開けるための空間が必要になります。跳ね上げ式は、開閉時に周囲にぶつかるものがないか、確認が必要です。それぞれの特性を理解し、ご自身の寝室の広さや収納したい物の量とサイズに合わせて、最適な収納ベッドを選びましょう。

お子さんの部屋の広さが限られていると、どうしても家具の配置に悩んでしまいますよね。どのように空間をうまく使えるかが、快適な部屋作りの鍵となります。限られた面積を最大限に活かす方法として、近年注目を集めているのがシステムベッドです。 システムベッドとは、寝るためのベッドの下に、机や本棚、収納棚などを組み合わせた家具のことを指します。ベッドを高い位置に設置することで、その下に空間を生み出し、様々な用途に活用できるという画期的な家具です。まさに、狭い部屋における収納の悩みを解決してくれる救世主と言えるでしょう。 従来のベッドと比べると、床に占める面積はほぼ変わりません。しかし、システムベッドの下に机や棚などを置くスペースが生まれるため、結果的に部屋全体を広く使えるようになります。特に、お子さんの部屋は、おもちゃや勉強道具などで散らかりやすいものですが、システムベッドを導入することで収納場所が増え、整理整頓がしやすくなります。 システムベッドの下に机を置けば、学習スペースが確保できます。本棚を置けば、たくさんの本を整理して収納できますし、おもちゃ箱などを置けば、おもちゃの収納場所にも困りません。さらに、季節によって使わない衣類や布団などを収納するスペースとしても活用できます。 このように、システムベッドは限られた空間を有効に使うことで、お子さんが快適に過ごせるだけでなく、お父さんお母さんにとっても掃除や片付けの手間が省けるという利点があります。お子さんの成長に合わせて、机や棚の高さを調節できるタイプのシステムベッドもありますので、長く愛用できる点も魅力です。