ガラリ戸

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エクステリア

風通し良し!ガラリ戸の魅力

ガラリ戸とは、細長い板をいくつも等間隔に並べて枠に組み込んだ建具のことです。この細長い板は羽板と呼ばれ、雨戸のように一枚板ではなく、斜めに隙間が空くように作られています。この羽板の隙間を通して風を取り込むことができるので、昔から日本の家屋で通風や換気の目的で使われてきました。別名「よろい戸」とも呼ばれ、なじみ深いものです。 ガラリ戸の一番の特長は、外からの視線を遮りつつ風を通すことができる点です。そのため、家の中を見られたくないけれど、窓を開けて自然の風を家に取り入れたいという時に最適です。例えば、お風呂場や脱衣所、トイレなどの水回りでよく使われています。また、玄関や勝手口など、人の出入りが多い場所に取り付けることで、プライバシーを守りながら換気をすることができます。 さらに、ガラリ戸は羽板の角度を変えることで、風の通り具合を調整することができるという利点も持っています。羽板の角度を大きくすれば風がよく通り、小さくすれば風を穏やかに取り入れることができます。季節や天候、時間帯などに合わせて、自由に風の量を調節できるので、一年を通して快適な環境を作ることができます。 素材は主に木材やアルミ、樹脂などが使われます。木材は自然な風合いがあり、家の外観に温かみを与えます。アルミは耐久性に優れており、錆びにくく、お手入れも簡単です。樹脂は断熱性に優れ、結露を防ぐ効果があります。それぞれに特徴があるので、家のデザインや環境、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
建材

多様な用途を持つガラリ:快適な住まいを実現

「ガラリ」とは、細長い板を平行に複数枚並べて作られた建具のことです。板一枚一枚は「羽板」と呼ばれ、この羽板の角度を調整することで、風通しや日差し、視線を調整することができます。 ガラリは、様々な場所で活躍する便利な建具です。例えば、洗面所や浴室など、湿気がこもりやすい場所では、ガラリを取り付けることで効率的に換気ができます。また、同時に視線を遮ることもできるので、プライバシーを守りながら風を通すことができます。クローゼットの中も湿気がこもりやすいので、ガラリを設置することでカビの発生を抑える効果が期待できます。 キッチンにもガラリはよく使われます。調理中の煙や匂いを外に逃がすのに役立ち、同時に、吊り戸棚の中にガラリを設置すれば、中の食器の通気性を良くし、清潔に保つことができます。また、ガラリはデザイン性も高く、様々な素材や形状があるので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。例えば、木製のガラリは温かみのある雰囲気を演出し、金属製のガラリはスタイリッシュな印象を与えます。 ガラリの羽板の角度を変えることで、様々な効果を得られます。羽板を水平に近づけると、風通しを良くしながらも日差しや視線を遮ることができます。逆に、羽板を垂直に近づけると、風通しは悪くなりますが、光や視線はより多く通すことができます。このように、ガラリの羽板の角度を調整することで、日差しの量や風の通り具合、視線の遮り具合を細かく調整することができ、快適な住まいづくりに役立ちます。 このように、ガラリは様々な機能を備えた便利な建具であり、設置場所や用途に合わせて最適なものを選ぶことで、より快適な住空間を実現できます。